風水と仕事運
誰でも職場で良い成績を残したい、仕事ができることをアピールしたい、上司、同僚、取引先からも一目置かれるようになりたいなど、人は皆向上心に持って日夜仕事に取り組んでおります。2008年は東南、東及び北が吉方位のため、幸いにも会社でのデスクがこの方位にある場合は、割と順調にお仕事ができることになります。
出る杭は打たれるように、どの会社でも意固地な同僚からの陰口、いじめ紛いの行為を受けることがあります。若いサラリーマン、OL、ベテラン中高年サラリーマンにとって職場での人間関係の不和は、大なり小なり皆苦い経験はあるものです。その他中小企業経営者などは取引先工場の海外移転に伴う生産品の国内需要低下による険しい資金繰り、事業縮小等、企業の年功序列が完全に崩れつつある中でも、日本人は日頃から家庭円満よりも仕事優先の方が多いいのも事実です。
大企業ですと海外に支社が点在し、日本の社員はいつ海外勤務が命ぜられても不思議ではなく、語学の基礎もある程度はあり、現地での生活に溶け込むのも比較的早いものですが、中小企業の経営者にとっては、例えば中国のように都市部以外は英語も通じない地で社運をかけての一大事業を展開することになった場合は、より慎重に各方面の準備、現地パートナー及び政府関係者との交流を心がけることになります。
私事となりますが、得意の語学で“縁の下の力持ち”としてこれまで日系企業現地中国工場と中国の役所関係との相互理解、仲裁、問題解決に関わるさまざまな場面に立ち会うことがありました。日本と中国の国民性、習慣、価値観の違いにより、問題がこじれる程に、自己の脳裏には「諸行無常(しょぎょう むじょう) 」、つまり“万物は流転してとどまること無し”と言うことが思い巡りました。実際、人は皆問題解決のためにそれぞれの立場を守ることで必死、なりふり構わない様子に、時には見苦しさを感じたものでした。一日八時間以上過す職場のデスク配置及び自宅風水の両方面で、海外勤務後の状況や海外での事業展開についても、風水鑑定を通してお手伝いができればと思います。今後とも日系企業が海外に目を向けながらの仕事への挑戦はますます活発になることですから。