麻生太郎首相-資質?
2008年9月24日、第92代日本国内閣総理大臣麻生太郎氏が誕生、周知のように就任直後から数々の緊急課題に取り組み、首相は時代の荒波と共に生きる宿命に見舞われています。2009年1月28日、国会での施政方針演説でも述べておられた「安心と活力ある社会」を目指す首相の意気込みは評価できるものの、果たして首相は一国の元首として確かな理智(理性と知恵)を持って日本経済を立て直すことができるものでしょうか?
一国の命運は時の首相の人相でも判断できるもの。日本では“人相は常に変化するもので当てにすることはできない”、といった発言を公然と述べる風水師がおり(詳しくは本ホームページ内“人相学と風水学の関連性”を閲覧ください)、つまり人相学が日本ではそれ程重要視されていない中で、筆者の言うことが半信半疑に聞こえるかもしれませんが、人相学の観点から首相を分析した場合、2009年(己丑年)は不本意なことがきっかけで、“政治的地位に影響が出る事態が発生”するような現象が見られます。
1940年9月 20日生まれの麻生首相は、歴代の日本の首相辞任劇でも見られたように、本年は首相の身に“金銭スキャンダル”または“異性関係のスキャンダル”のいずれか、或いは両事件の発生が原因で首相として非常に不利な立場へと追い込まれることがあり得ます。また、健康面では足のケガに要注意で、日常的に無理なスケジュールを組むことがないように調整して頂きたいものです。
もともと首相は達者すぎるほどの口達者、同時に口の形から判断できるように“心不対口”(考えていることと本心が不一致)、つまり麻生政権の中で首相と信頼関係を構築している内閣は果たして大勢いるのか?あまりにも強すぎる性格に辟易してしまい、周囲から助力を得ることが難しい人相格が見られます。政治家だけでなく一般社会においても企業の長に信頼できる部下が不在で、自らの判断だけで物事を解決するようなら、企業自体が迷宮に入り込むかの如く、企業の目覚ましい成長などは期待できません。つまり難問が降りかかった場合、首相が心の平衡を保てず、周囲に怒鳴り散らすことなどがあれば、ますます状況は悪化します。“静心”すること、つまりあらゆる難問に対して是非とも“平常心”で取り組んでほしいものです。
首相は先の自民党青年局の役員懇談会で出席者から「マスコミに出ている顔が怖い」と指摘されたのは記憶に新しいところですが、人相と言うのはその人の生まれ育った環境、性格、理智の有無も顔に反映されるので、徳を治めることを意識し、穏やかな人相へと徐々に変化していかれることを期待致します。
2009年3月29日 星海